2015年9月4日金曜日

意識と時間

kirisameです。始めに断っておきますが、宗教の話ではなく、哲学の話で、雑記です。

以前、未来から過去へ転生することがあるのか、というのを書きましたが、これは、物理的時間で過去→(現在)→未来と流れてるなかでの、未来から過去への転生、ということで書きました。ですが少し深く考えてみますと、意識のなかでの時間の流れで言うと、問答無用で前世は過去になる、ということに気付きました。どう言うことかというと、タイムマシンで未来から過去に戻った人にとって、未来は過去である、というのと同じです。
そこでカルマについて考えたとき、これは物理的時間で未来の出来事の結果が、過去(現在)に出現することがあるのではないか、という考えに至りました。過去生の出来事が現世に影響するという見解に基づいた場合ですが。
未来の出来事が過去に、過去の出来事が未来に、互いに影響を及ぼす様をイメージすると、いわゆる円相が思い浮かびましたが、あのように閉じた輪のなかを周り続けていると考えると(輪廻という言葉はよく出来ている)、次元の超越と涅槃は全く別物と気付きました。

たまに、私の前世は○○、みたいなのを言う人がいますが、なんで未来から転生した人がいない(もしくはとても少ない)のでしょうか。

繰り返しになりますが、宗教の話ではなく哲学の話で、雑記です。